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デッドニングもどき [シビック]

シビックの欠点の1つがロードノイズの侵入があります。特に荒れた路面ではタイヤの影響もありますが結構ウルサイです。で、ウェブ(他車種ですが)で制振材の貼り付けが効果があるというのを見たので実施してみました。

これには、積水化学工業(株) レアルシルトとか日東電工(株) レジェトレックスがあるようですが、今回はレアルシルトを使ってみました。
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トランクルーム下部のスペアタイヤスペースが音の響きが大きいので、適当にこんな感じかなということで置いてみました。
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貼りながらコンコン叩いて結局こんな感じになりました。
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まだ、効果は不明です(走ってないので)

ここには発泡スチロールの物置が入り、これで遮音しているのだと思いますので、もしかしたら逆効果になる可能性が無いとも言えませんが。
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消耗品 [ガジェット]

オーバーホールで使用した消耗品や工具などです。

ウエスは、以前は洗いざらしのコットンTシャツとかを使っていましたが、今はシャツ類は化繊ものなので、紙ワイパーを使うことにしています。
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いろいろありますが、ワイプオールはPPが入っているので丈夫で使いやすいかなと思います。X60は厚みが中間的なもの。

ピストンの組み込みの検討でグリスが足りなくなりそうだったので、ワコーズの耐熱シリコングリスを念のため入手しました。
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キャリパーオーバーホールの一般的な方法の確認にいろいろウェブを探したのですが、APレーシングのHPに参考になるマニュアルがありました。

APレーシング
http://www.nico-racing.co.jp/apracing/
「ブレーキキャリパーのシール交換マニュアル(621KB)」
http://www.apracing-nicole.com/products/automobile-parts/pdf/100412caliper-oh.pdf

ここに書いてあるように一般的にはピストンは軽く入るはずで、もし入らないなら何か違うことになります。
このマニュアルでは、フルードをシリコングリス代わりの潤滑剤に使っていて、このやり方もピストン組み込みトライの1つとしてやっています。(グリスの場合と結果は変わりませんでした)

ピストンシール外し用のドライバーも真似して丸く削りました。
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シリコングリスと一緒にスレッドコンパウンドも入手しました。(上記写真)
ホイールボルトのカジリ防止に使おうと思ったのですが、取説には使ってはいけないと書いてありました。
ウェブで理由を調べると、オーバートルクで、ボルトの塑性変形の可能性があったり、規定トルクにはボルトを締める抵抗も含まれているので、ホイールボルト・ナットには潤滑剤の類は使ってはいかないのが常識のようです。
CF4では、一度カジリのためホイールボルトを折ってタイヤを外したことがあり、それ以降、モリブデングリススプレーを塗布して防止し幸いにもカジリもオーバートルクも無く過ごせましたが、間違った方法だったのですね。

なので、潤滑剤を使わないでカジリ防止をする方法として、ボルト表面をワイヤブラシで磨くことにしました。
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上4つがホームセンターで入手したナイロンと真鍮ワイヤブラシ、下3つが100均で入手したもの(ステンレス、真鍮、ナイロン)です。100均で入手できるはありがたいですね。
ワイヤブラシでホイールボルトの異物除去することで、ナットの締め込みがスムーズになったように思います。



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キャリパーオーバーホール [シビック]

<2022-6-26 追記>
キャリパーシールキットとダストブーツキットのサイズが間違っていたとの連絡をもらいました。なので今後は普通に組めるものと思います。
その他の補修パーツ(ピストンやスナップピンなど)も供給してくれる予定のようです。
スプーンさんはパーツの出荷も速いし、対応は良いですね。

<2022-6-26 記事修正>
スプーンキャリパーのオーバーホールですが、1月末に外して3月末まで放置していました。
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3月下旬から構造をチェックしていて、当初は、組むのにそれほど手間をかけずに組めるかなと思っていました。
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ところが実際に作業してみたら、苦戦したので次回作業時の備忘録として記事化しておきます。

<注意1>ピストン周辺をきちんと掃除して、ダストや汚れを除去してからピストンを抜いた方が良い
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十分に掃除する前にピストンを抜くと、千切れてフルードとグリスにまみれたブーツの破片やダストがキャリパー内部に落ちて、掃除が大変でした。12か所もあるので時間がかかります。
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工具類としては、ブレーキキャリパーピストンプライヤー(内径Φ16.5用はグラインダーで加工しました)、細いマイナスドライバー、ブレーキキャリパーほじほじ(JTCのSST)、ワイヤーブラシ、ワイプオール(不織布のペーパーウェス)、他は、寸法チェック用のノギスとブレーキクリーナーなど。
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ピストンには細かい傷はありますが使用上の問題は無いと思います。
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ピストンのシールも目視上は問題ありませんでした。
なのでダストブーツが千切れている以外はオーバーホールは必要なかったと思いますが、今回は、この部分のチェックが目的で実施しました。
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※外したOリング(組み込み品)の内径は、「Φ27、Φ34,Φ36」でした。ピストン径と同じです。(これ大切)

補修パーツのキャリパーシールセット(SPP-45020-608)とダストブーツセット(SPP-45020-609)です。
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ピストン、Oリング、ダストブーツ、それぞれ用のグリスの片側分です。
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補修パーツのOリング内径は、「Φ27、Φ32、Φ34」です。なぜか組み込み品とサイズが違います。
キャリパー内部は事前にブレーキクリーナーで清掃しています。Oリング(キャリパーシール)にグリスを塗り、キャリパーに組んだ状態です。Oリングの径が小さいので出張っています。
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ピストンを組み込んだ状態です。
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ここで、Φ27とΦ34ピストン用のOリングは補修パーツを、Φ36用は組み込み品を使用しています。 しかし、この後、Φ34ピストンと補修パーツのOリングを外すと、2度とは組めませんでした。また、Φ36ピストンと補修パーツのOリングの組み合わせでは組み込みできませんでした。 なので、自分で作業した場合、Φ34とΦ36ピストンは、補修パーツの内径Φ32とΦ34のOリングでは組めませんでした。というか、偶然としてもΦ32の補修パーツのOリングでも一本だけは組めているので組み方がわからないという言い方が正確かも知れませんね。

通常はピストンの組み込みは、作業上苦労する工程では無いし、また、あらゆる手段で組み方をトライしましたが、どうやっても再現性のある方法が見つかりませんでした。 残された方法は組み込み品を再使用して組むか、Φ36のOリングを追加して、Φ34とΦ36で組むかの2択ですが、新品Oリングで組みたかったので後者の手段を選択しました。

<注意2>内径Φ36のOリングなら普通に組める。 4ピストンのモノコックキャリパーはΦ36.1のピストンを使っているようなので、これ用の補修パーツを使用することにしました。
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SPP-45020-K08とSPP-45020-K09です。

Φ36ピストンと組み込み品のOリングとの組み合わせではこのようなサイズ感です。
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4ピストン(Φ36.1)用のOリングはやや大きめです。
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でも、Φ34ピストンと組み込み品のOリングもΦ36.1ピストン用のOリングと、同じ様なサイズ感なので問題無いと判断しました。
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※あくまで自分の車に使用するキャリパーを自分で整備したいがための備忘録なので、もし同様に組めない方が見ていらっしゃいましたら、この記事を真似せず、作業できる業者さんに修理や整備を依頼することをお奨めします。
まだネットにはこのキャリパーの使用やオーバーホールの記事は見つからなかったのですが、補修パーツでの組み方の情報を得たら、私も次回はそのような方法で組もうと思います。

ということで、Φ36.1ピストン用の補修パーツのOリングでは簡単に組み込みが完了しました。
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ダストブーツはグリスを塗って、引き伸ばしてはめ込むだけなのでこれも簡単です。
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オーバーホール完了です。組み込みだけなら1時間くらいあればできますね。
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今回は、実質として脱着に各1日、掃除に2日、組み込みで1日、ほぼ1週間くらい必要でした。
純正キャリパーに戻さず、清掃を手早く頑張れば1日で終わらせることもできるかも知れません・・・が、次回作業は1年後くらいなので細かいことは忘れちゃっているので厳しいかも。

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