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キャリパーオーバーホール [シビック]

外して保管しているFK7の純正キャリパーをメンテしました。

FK7のフロントキャリパーは曙製で、ニッシン製は3種類経験がありますが、今回が初モノなので実施前にやや懸念がありました。

補修パーツ「キャリパーセット,フロント01463-SDA-A01」はだいぶ前に購入済みです。
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ダストブーツが溶け(燃え?)ちゃってますのでこの交換が目的です。
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ピストンが堅くて手では抜けないので自転車の空気入れを使いました。
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チューブの先はニップルにシールテープを巻いたものを軽くネジこんだくらいで加圧できました。

ブーツが貫通していて、ピストンがゴムやダストで汚れていますが傷はほぼ大丈夫でした。
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ブーツ、シールを外して、清掃して、これから組みます。
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ラバーグリスをつけてシールを入れ、ピストンを嵌めるのですが、これが固い・・・
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ニッシン製はシール径が細いのと潤滑用グリスが付いていて簡単に入れられたのですが、曙製はそもそもシール径が太いし、潤滑のためにブレーキフルードを付けなかったためもありそうです。まずはサービスマニュアルを確認すべきでした。

ピストンが入ればブーツを入れるだけ。これはニッシン製と違って簡単にできました。
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曙製はブーツの抜け止めリングが付いていました。これも簡単に入りました。
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組み終わったのですが、ピストンの動きが渋いので抜いて、シールの状態を確認しましたがOKでした。
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曙製の違って面倒なところその2です。
ニッシン製はピンク、オレンジのグリスをそれぞれシールとブーツ、スライドピンに使っていましたが、曙製はピンクのラバーグリスはシールだけ、オレンジの二グルーブRMグリスはブーツとスライドピンに使うとマニュアルに書いてありました。
メーカ間で設計の考え方が違うとやりにくいですがニッシン製はマニュアル確認していないので定かではないところはあります。

とりあえず、ブーツのラバーグリスを除去して耐熱グリス(RM)に塗布し直しました。
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無事完成です。スライドピンは外せないので未実施です。
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備忘録なのでつまらない写真ばかりでした。
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